ランニング情報

マラソンに欠かせないLSDとは?

「LSD(エルエスディー)」という言葉を聞いたことはありますか?
ランニング用語でよく聞く言葉のひとつですが、走ってない人が聞いたら「え?なんのこと…?」と思うような言葉ですよね。
聞いたことはあるけど、どんな練習なのか、なぜ大切なのか、どうやると効果的なのかを理解せず何となくやってる方もいらっしゃると思います。

LSDはマラソンには欠かせないトレーニング。

今回「LSD」について、ランニングクラブ名古屋の角田達彦コーチにお伺いした内容を、3回に分けてご紹介していきます。

そもそもLSDってなに?

ランニング用語にはいろいろあり、難しい用語もあります。LSDもそのひとつです。

LSDとは
「Long Slow Distance(ロングスローディスタンス)」を略したもので
「長い距離をゆっくり走る」という意味です。

もともとは、ソウル五輪の女子マラソン代表・浅井えり子さんを育てた佐々木功さんが日本に広めた理論で、現在でもランナーの間で幅広く支持されています。

このトレーニングの特徴は、とにかく負荷が軽いことです。

スローペースで長時間(60分以上)走ることによって、有酸素運動の能力が向上。
心肺機能が高まり、マラソン向けの体質を作る効果が期待できます。

例えば、

  • ウェイトトレーニングでは強化しずらい持久系の筋力を強化
  • 音楽を聴きながらのんびり走ったり、仲間とおしゃべりしながら走ったりすることで負荷の軽い運動(ランニング)の習慣化
  • 全身の毛細血管の発達を促し、酸素の取り込みを良くすることで心肺機能が向上

「筋持久力」と「心肺能力」を同時にアップできることにあります。

ランニングクラブ岐阜のコーチ、大南博美コーチも会員の方からの相談のアドバイスで、レベルや走力関係なく「LSD」をよくおすすめされています。それだけLSDトレーニングはマラソン練習には欠かせないトレーニングです。

★次回は「LSDの6つのメリット」をご紹介していきます。


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