パフォーマンスを最大限に発揮するために、マラソン大会前日や当日の朝に控えてもらいたい食べ物を紹介します。
大会の前日や当日にNGの食べ物
1)なまもの
食当たりを起こしそうな生ものは避けた方が無難です。刺身や寿司などの生魚は控え、肉や貝類などはしっかり火を通して食べるように気をつけましょう。
2)揚げもの
脂質の多い食品は体内で吸収するのに時間がかかり、内臓に負担がかかります。そのうえ、長距離を走ると身体が上下に大きく揺さぶられるため、さらに臓器に負担がかかります。内蔵への負担を軽くするためにも、前日は油っこい食事は避けましょう。
3)食物繊維の多いもの
食物繊維は、消化が悪く摂りすぎると腸内にガスが溜まりやすく、お腹がはりやすくなります。走っている時に腹痛を起こしたり必要以上にトイレに行きたくなったりすることもあるので気をつけましょう。
4)食べ慣れないもの
普段食べ慣れていないものも胃腸に刺激を与えてお腹を壊したり、体調を崩したりする原因になることもあります。
5)アルコール・・・脱水症状になるのを避けるため
アルコールには利尿作用があるので、脱水症状になるのを避けるため控えましょう。また、エネルギーとなる炭水化物をグリコーゲンに換えている肝臓。この肝臓が、お酒を飲んでしまうとアルコールの分解・代謝に使われてしまい、肝臓に負担がかかります。
アルコールは終わってから楽しく飲むのがオススメ。
走るためのエネルギーは脂肪を燃焼させることが大切です。前日の夜にはこれらNGの食品を避け、脂肪を燃焼させる火種となる炭水化物を中心に身体にやさしい食事を心がけましょう。
「大塚製薬」ホームページに、試合前(3日前~前日)の食べ方、試合当日の食べ方が紹介されています。ぜひ参考にしてみてください。
▼試合前・当日の食べ方
https://www.otsuka.co.jp/nutraceutical/about/nutrition/sports-nutrition/timing/when-and-what-to-eat.html