ランナーにとって、走ることだけがトレーニングじゃない!
マラソンシーズンが落ち着くこの時期。
身体を休めながら、次のシーズンに向けて“整える”のにぴったりな季節です。
今回は、「ランナーの食事」にまつわるちょっと面白い話と、
今だけの特別な“お米づくり体験”についてご紹介します。
運動後のご飯やお酒が「やたらと美味しい」理由
走ったあとに食べる塩むすびや、風呂上がりの一杯。
「なんであんなに美味しいんだろう?」と思ったことありませんか?
実はこれ、運動後の“味覚の変化”が関係しているんです。
仙台大学の学会報告「身体運動が味覚に与える影響」によると、
運動直後は甘味・塩味・酸味・苦味・うま味すべての味覚が一時的に鈍くなることが判明。
つまり、
味をより強く・濃く感じやすくなる=「美味しく感じる」状態になっているということ。
これが、汗をかいた後の味噌汁が染みる理由であり、
ラン後の食事や飲み物が格別に感じる正体だったんです。
運動後30分は「栄養補給のゴールデンタイム」
この“美味しい”タイミングは、同時に「栄養補給にベストな時間帯」でもあります。
特にランナーは、疲労回復のために以下の栄養素をしっかり意識したいところ。
糖質:エネルギー源となるグリコーゲンの回復に
水分・塩分:汗で失われた分を効率よく補給
BCAA:筋肉のダメージ修復サポート
たんぱく質:走れる身体づくりに不可欠
たとえば
「おにぎり+味噌汁+ゆで卵」の組み合わせだけでも、必要な栄養がバランスよく摂れます。

【体験で学ぶ】ランナー向け「お米づくり」プログラムとは?
身体を使って、五感で学ぶ食の原点。
実は今、ランナー向けに「米づくり体験」が開催されているのをご存知ですか?
ただの農業体験ではありません。
昔ながらの農作業を通して、「暮らしの知恵」と「身体の使い方」の両方を体験できるプログラムです。
この体験で得られること
- 田植え・稲刈りを手作業で体験できる
- 農作業を通じて、身体の使い方や体幹意識が自然と身につく
- パリ五輪女子バスケットボール代表を支えたトレーナーによるストレッチ指導も!
「走らないけど、心が整う」
ランナーにとっての“感覚を磨く体験”を、ぜひこの春に。
身体と暮らしを整える
「米づくり体験×リトリート」の詳細はこちら

ランナーにとって「食べること」はトレーニングの一部
疲労回復だけでなく、次の一歩を踏み出すためのエネルギー源。
「何をどう食べるか」は、走りの質にもつながります。
ぜひ今のうちに、「食べること」への意識も整えてみませんか?